パティシエール 有希乃 / Patissiere Yukino
計りのいらないお菓子教室
happy sweets studio 代表
福岡県出身。2005年に早稲田大学、レコールバンタンを卒業後、
「人を幸せにできる仕事がしたい」とパティシエールの道へ。
フランス菓子専門店、ホテルの製菓部門長として現場でお菓子作りの技術を磨く中で、
ホテルで企画したスイーツレッスンの盛況きっかけに、お菓子作りを「教える」喜びに目覚め、レッスン講師の道を歩み始める。
辻口博啓シェフのお菓子教室「SUPER SWEETS SCHOOL自由が丘校」立ち上げに参加。
スイーツレッスン講師、企業向け商品開発・技術指導、TV・雑誌・書籍のレシピ開発などを経験。
2014年よりフリーとして活動を開始し、お菓子作りの指導人数がのべ1000名を突破。
シェアハウスでのスイーツレッスンを中心に、NYでスイーツイベントを開催するなど、活躍の場を広げる。
2015年10月、自身初のスタジオとなる 計りのいらないお菓子教室 happy sweets studio を開業。
銀座のスイーツ情報誌「perotto」レシピ連載、輸入オーブン「AEG」講習会講師、島根県のお土産スイーツ「さくらえフィナンシェ」商品開発、「テミルプロジェクト」の製菓指導等、多方面で活躍中。
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Interview
Q1.パティシエールになろうと思ったきっかけは?
よく質問されますが、子供の頃の夢では全然ありませんでした!
お菓子作りは元々苦手な方だったのですが、食べるのは大好きだったんですよね(笑)
大学三年の時に、たまたま近所のケーキ屋さんでいつものようにぼーっとお菓子を食べていて、突然思いついたんです。
「この仕事いいな!!」って。
人に喜んでもらえる仕事、そしていつか独立できる仕事がいいなと思っていたので、最初は完全に思いつきでしたが(笑)
私にぴったりな仕事を選んだなと今でも思っています。
Q2.パティシエールとして考えている「スイーツの魅力や美味しさ」とは何ですか?
スイーツって、人を笑顔にしたり、ほっと心を癒してくれるものだと思うんですよね。
ただ栄養的に体にいいっていうだけじゃなくて、「心の栄養」にもなるのが、スイーツの魅力だと思うんです。
happy sweets studio では「体にやさしい」をテーマにしたスイーツレッスンも開催していましたが、
世の中の「体にいいお菓子」って、甘さが必要以上に控え目だったり、物足りなかったりするものが多いと感じています。
でも、どんなに体に良くても、美味しくなければスイーツとしては意味がないと思うんですよね。
だから、箱を開けた瞬間、一口食べた瞬間に「わぁ〜っ」って歓声が上がるくらいのものを目指しています。
「体にやさしい」をテーマにしても、 味への妥協はしないというのが私のこだわりです。
Q3.お教室のレシピを考えるにあたって大事にしていることは?
とにかく、初心者の方でも失敗なく作れるように、「簡単にすること」です!
材料はすべて帰り道に手に入るもの、余計な手順はとにかく省く、
そして、カップと計量スプーンだけで計量できる「計りのいらないレシピ」など、
お菓子作りをできるだけ身近に気軽に楽しんでいただけるよう工夫しています。
Q4.スイーツを手作りするよさはどこにあると思いますか?
大切な人をhappyにするって、簡単なようで意外と難しい。
でも、それを日常の中でさりげなくできる手段のひとつが、お菓子作りだと思っています。
そして、食べた人の笑顔を見て、食べてもらった人はさらにhappyな気持ちになるはず。
それから、「自分で材料を選べる」のも手作りの良さの一つですよね。
大切な人に食べてもらうなら、やっぱり安心・安全なお菓子を作りたいですから。
あとは、やっぱり、つまみ食いでしょう!(笑)出来立てを味わえる贅沢は、作った人の特権です。
Biography
2005年 | 早稲田大学、レコールバンタンを同時に卒業、パティシエールになる。 |
---|---|
2005~2010年 | フランス菓子専門店、ホテルで修行を積む。 |
2010~2012年 | モンサンクレール辻口博啓シェフのアシスタントとして、お菓子教室「SUPER SWEETS SCHOOL」立ち上げに参加企業さまとコラボした商品開発、イベント企画運営、技術指導、コンサル、メディア向けのレシピ提案、スイーツ検定立ち上げなどを経験。 |
2011年3月 | 辻口シェフと共に岩手、南三陸で和ラスク2万食を配布。 |
2011年4月 | 「スイーツエイドwithテミルプロジェクト」を立ち上げ、スイーツ約8万食を、気仙沼市内の全小中学校&幼稚園などで配布。 |
2013年11月 | 北九州ミズ21主催「地産地消イベント」の開催。北九州市の女性オピニオンリーダー「北九州ミズ21」の一員として、地産地消をテーマにした食のイベントを開催。 |
2013年12月 | STOCK YARD 岐阜店にてカフェメニューの商品開発と技術指導を担当。 |
2014年2月 | 北九州マラソンで地産地消のオリジナルスイーツ「KITAポン」を約1200食配布。 |
2014年2月~ | 日本最大のシェアハウス「ソーシャルレジデンス蒲田」でスイーツレッスンを毎月開催中。 スイーツで障がい者の「働きがい」を作る”テミルプロジェクト”の新事業「王子のクイニーアマン」の立ち上げを担当。 |
2014年5月 | 女性専用シェアハウス「フローラガーデン麻布」オープニングイベントにてスイーツレッスン開催。 |
2014年6月 | シェアハウス「ソーシャルレジデンス東小金井」オープニングイベントにてスイーツレッスン開催。 |
2014年6月~ | テーブルコーディネーター光田愛氏と「和美さ美Modern Sweets」を開催。 |
2014年7月 | OZmall東京体験イベントにて「美容スイーツグラノーラ手作り教室」を開催、200名超の応募を集める。NYにて日本のロールケーキを紹介するイベントを開催。 |
2015年2月 | 北九州マラソン2015にて新作KITAポン1200食を配布。 |
2015年2月 | 社会福祉法人すずらんの会にて商品開発と技術指導。 |
2015年3月 | シェアハウス「ソーシャルレジデンス相模原」にてスイーツレッスンを毎月開催。 |
2015年8月 | NPO法人コミュニティワークスのナチュラルカフェhanahacoにてカフェメニュー開発と技術指導。 |
2015年10月 | 二子玉川に自身運営のお菓子教室「happy sweets studio」をオープン。 |
2015年11月 | 島根県桜江町のお土産スイーツ「さくらえフィナンシェ」をレシピ監修・製菓指導。 |
2015年12月〜 | 銀座のスイーツ情報誌「perotto」レシピ連載&動画配信開始。 |
2016年3月〜 | 輸入オーブン「AEG」講習会に講師として登壇。 |
2016年4月 | 鎌倉veryveryBerry にてリンゴンベリーコンフィチュールをレシピ監修・製菓指導。 |
2016年4月〜 | TOMIZAWA Cooking Studio に講師として登壇。 |