初心者におすすめのパレットナイフ&回転台〜ショートケーキのデコレーションに欠かせない道具のプロの選び方 | happy sweets studio

初心者におすすめのパレットナイフ&回転台〜ショートケーキのデコレーションに欠かせない道具のプロの選び方

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ&回転台

 

ショートケーキのデコレーションに欠かせない作業「ナッペ」

「ナッペ」とは、製菓用語でショートケーキなどにクリームを塗る作業のこと。

そして、ショートケーキのナッペには、絶対に欠かせない製菓道具が2つあります。

 

それは・・・「パレットナイフ」「回転台」です!!

 

ですがこの2つの、お菓子作りを普段やらないご家庭には、なかなかご縁のない特殊な道具だったりします。

道具を持っていないからといって、パレットナイフを使わずにゴムベラで塗ったり、回転台を使わずにお皿の上で塗ったりすると、

表面がボコボコだったり、クリームがボソボソになったり、お店で売っているのとは程遠い残念なショートケーキになりがちです。

 

つるっと綺麗にクリームを塗って”お店みたい”に仕上げたいのなら、まずは良い道具を揃えるところがナッペのスタート。

「たくさん種類がありすぎて、どれを選べばいいかわかんない〜!」とお困りの初心者さんのために、「パレットナイフ」と「回転台」を選ぶ時に見るべきポイントをお教えします。

パティシエ歴10年以上の私が愛用している、オススメの道具もズバリご紹介しちゃいますよ♪

 

◆ 「パレットナイフ」選びの4つのポイント

 

「パレットナイフ」は、クリームを塗ったり生地を平らにならしたりするための製菓道具。

普通のゴムベラ等では、なかなかキレイに平らにできないので、ショートケーキの必須アイテムです!

 

1)フラットタイプ

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ

 

根元がL字に曲がったパレットナイフ(Lパレット)もありますが、ショートケーキの場合は根元が曲がっていない【フラットタイプ】を選びましょう!

Lパレットはロールケーキのような平面に平らに塗っていくのに適しています。

ショートケーキは立体的なので、側面を塗る必要がありますが、Lパレットだと特に側面に垂直に当てる時に、まっすぐな状態をキープしづらいです。

フラットタイプなら、側面にまっすぐ当てやすいので作業しやすいですよ。

 

2)刃渡りの長さ

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ

 

いろんな長さのものが売られていますが、ご家庭でよく作る15cm,18cm程度のショートケーキであれば、刃渡りの部分が【20cm程度】のものが使いやすいと思います。

刃渡り20cm程度のパレットナイフは、一番オーソドックスなサイズなので、オールマイティーに使いやすくオススメです。

21cm以上の大きなケーキの場合は、もう3cmほど長めのものが良いと思います。

これはもちろん、作るケーキのサイズによりますので、ケーキの大きさに合ったものを選んでくださいね。

 

3)刃渡りの形

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ

 

刃渡りが先端に向かって細くなっているパレットナイフもありますが、根元から先端までの【幅がほぼ変わらない】ものが使いやすいです。

刃渡り全体を使って塗ると勘違いしている方も多いですが、実際の正しい使い方としては、先端に近い上半分〜2/3を使って塗るイメージです。

なので先端が細いと、クリームが当たる面積が少ない分クリームを動かしにくいため、平らにならしづらくなります。

特に側面を塗る時には、パレットナイフでボウルからクリームを取って塗っていくので、先端の幅がある方がたっぷりクリームを取りやすくなり、作業性も良くなります。

 

4)刃渡りのしなり具合

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ

 

これは人によって使用感の好みもありますが、ある程度【刃渡りの部分がしなる】方が、クリームを塗りやすいと思います。

安いパレットナイフだと、しなりが悪く固いものが多いです。

刃渡りの固さは商品によってかなりバラつきがありますので、できれば実際に手に持ってみて、感触が一番しっくりくるものを選ぶのがベストです。

 

5)パティシエール有希乃愛用のパレットナイフ

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用のパレットナイフ

 

私はスイスのメーカー「ビクトリノックス」のパレットナイフを愛用しています。

刃渡りの部分に入っている、写真のロゴが目印。

完全プロ仕様の道具ですが、お値段は4000円程度と比較的お手頃。

(プロ用で高級なものだと、1万円以上するパレットナイフもあります)

 

柄の部分が少し薄く軽いので、特に女性はスッポリと持ちやすいと思います!

お教えした4つのポイントを全て満たしているので、これから初めてのショートケーキにチャレンジしたい方にもオススメです。

 

◆ 「回転台」選びの4つのポイント

 

「回転台」はショートケーキにクリームを塗るときにスポンジ生地の下に置く台で、名前の通りクルクルと回転します。

おそらく、ケーキ屋さんの店頭などで見たことがある方も多いのでは?

パレットナイフを当てながら、くるくると土台を勢いよく回すことで、クリームの表面をまっすぐ平らにならすことができます!

 

1)素材

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用の回転台

 

1000円程度で手に入る【プラスチック製】のもので十分です。

プロ用の大理石でできた立派な回転台もありますが、金額も高くなるため、ご家庭用にはここまでのものを用意する必要はないと思います。

ただし、プラスチック製の回転台は軽すぎて、勢いよく回すと土台が滑ってズレてきます。

その場合は写真のように、回転台の下に固く絞った濡れ布巾を置くと滑らなくなります!

 

2)回転のしやすさ

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用の回転台

 

できれば実際にお店で一度回してみて、【スムーズに回転する】ものを選んでください!

たまに粗悪品で、回転するときにギシギシと回りづらいものがあります。

ちなみに私は以前、怪しいくらい安すぎる大理石の回転台を買ったら、回すとガタガタ揺れて使い物になりませんでした。

相場と不相応な安さの商品は、何かしらの欠陥があることが多いです。

 

その点、プラスチック製なら元々安価な素材ですので、1000円程度出せば回転がスムーズで十分な品質ものが手に入ります。

そういった意味でも、特に初心者の方にはプラスチック製の回転台がやはりオススメです!

 

3)サイズ

パティシエおすすめ製菓道具 ショートケーキ ナッペ用の回転台

 

スポンジ生地の直径よりも【10cmくらい大きい】直径の回転台を選びましょう。

ケーキに対して回転台が小さすぎると、手で台を回転させるときに狭すぎて作業しづらくなります。

スポンジの側面にクリームを塗るスペースができるよう、写真のように周囲に余裕のあるサイズを選んでください。

直径15cm以下のケーキなら24cm程度、直径18〜21cm程度のケーキなら27cm程度の回転台が目安です。

 

4)パティシエール有希乃愛用の回転台

 

私は富澤商店さんの回転台「PCクールスタンド / 24cm」を愛用しています。

3つのポイントをしっかりクリアしていて、シンプルで使いやすいですし、何と言っても値段がお手頃!

初心者さんにはお手頃さも大事ですよね。

ちなみに、こちらは15cm以下のケーキサイズに最適なサイズ。

18cm以上の大きなケーキを作る場合は、もう1サイズ大きいものがおすすめです。

 

◆ まとめ

 

”お店みたい!”な憧れのショートケーキは、使いやすい道具選びから!

特に、バースデーケーキやクリスマスケーキなど、お祝いの場面が多いショートケーキは「お店みたい!美味しそう!!」って、いい反応がほしいですよね。

道具の選び方一つで、作りやすさやケーキの完成度が変わりますので、ぜひ良い道具を揃えてくださいね。

 

今回お教えしたポイントを参考に、できれば製菓道具の専門店で実際に触ってみてから購入するのがオススメ。

道具屋さんの店員さんは製菓道具のプロですので、わからなければ質問すれば色々と教えてくれるお店が多いです。

近くにそんなお店がないという方は、私愛用の道具を参考に通販でゲットしてくださいね♪

 

「計りのいらない」レシピ特典付!無料メールレッスン

 

”計りのいらない” レシピとちょっとした“プロのコツ”で、初心者も「お店みたい」と褒められる!

大切な人を笑顔にして自分も嬉しくなる♪ 無料で学べるメールレッスンで、そんなハッピーなお菓子作りデビューしてみませんか!?

さらに今なら、合計72ページの小冊子の特典付き!

 

◆ 毎日をhappyにする!お菓子作りデビューガイドブック

◆劇的にお店の味に変わる!計りのいらない生クリームレシピ

 

初心者が100%楽しく上達するお菓子作りの秘訣と、”計りのいらないお菓子” の秘密を、あなたにもお教えします。

メールレッスンのご登録はこちら

↓ ↓ ↓

計りのいらないお菓子作りメールレッスン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加